防御法
通常、狩場などでPKerに出くわしたら、勝機は無い。逃げろといわれても、無限ではリコールアウトも無く、回線速度によっては退却もままならない。君は殺害され、手持ちのアイテムは奪われるだろう…だが、その手持ちのアイテムをあらかじめ、又は遭遇後に操作することは可能だ。なす術も無くやられたなどという発想は、工夫の欠如に他ならない。
PKerに遭遇したら殺害される事を前提として、その被害を最小に防ぎとめる、それが防御法。回避法と並んで最も現実的かつ実用的な対策法であるし、難しくもない。是非ともトライしてもらいたいものだ。
装備・所持品を倹約
基本中の基本である。どんなPKerも、相手が持ってないものは奪えない。所持品そのものの価値を減らし、奪われても痛くない物だけ持っていくという寸法である。モンス狩りなどはHQ防具などで十分だし、買物やスキル上げの旅の時には不用品は全て銀行に預けておくべきだ。また瞑想不可装備など、一般的PKerが必要としない装備などは奪われずに残る場合もある。
頻繁に転送
モンス狩り中などに溜まってきたGPや資材などは、転送バッグを使用しこまめに銀行に転送しておくこと。一気に革2000枚の山なんか作って、さあ裁断して転送するぞ、って時に襲われたりしたら眼も当てられない。私は持てる分の限界にくるたびに転送するようにしているが、このあたりは個々の判断だろう。だが転送粉一個の価値など大したものではないという意識は持ちたい。もちろん高いLvの地図や非常にいいマジックアイテムなども、入手と同時に転送するべきだ。
隠し財産
ある程度GPが溜まってきた、なかなかいいマジックアイテムも数多く出た、だがまだ転送はしたくない、でも持ってたら重いし、襲われたら奪われる…という時に、戦利品用のコンテナを用意し、そこにそれらのアイテムや余剰物資などを入れ、鍾乳石の裏とかの透過円を使用しないと見えない場所などにおいて、隠してしまうのである。こうなるとPKerはプレイヤーが直接持っていたアイテムしかルートできず、被害者はなにくわぬ顔して現場に戻り、余り物を回収するフリしてその隠し戦利品を持って帰る、という寸法である。隠す場所は狩場から離れているほど面倒にはなるが、発見される確率も下がるだろう。ニセのコンテナを掴ませたりするなんていう高等技術も面白い。
遭遇後転送
画面の端に赤ネームが…!という時に一般的に取るべき手段は逃亡だが、これはなかなか巧くいかない。というのも、PKer達の回線やマシンパワーはまず高い。半端な速度では普通にダッシュしても追いつかれるだろう。少なくとも私より足の遅いPKerというのには出会ったことが無い。LTワンドを使われればそれまでだし、ひどい時になると追い越して自ら退路に立ちふさがる奴などもいた。回線速度状況によっては、逃げは現実的な手段ではない。
ではどうするか…遭遇と同時に、失いたくない虎の子の装備品などを死ぬ前に転送してしまうのである。UOAマクロを使用すれば、1ボタンで装備外す・転送バッグ使う・特定のアイテムをターゲットして転送…を発動、走りながらでも行う事が出来る。遭遇時の状況にもよるが、これができるぐらいの間はあるはずだ。PS争奪戦時などはもっとゆったりしてて、PKer達に包囲され、何時突っ込んでくるか判らない、突破して逃げるのも無理そう、こりゃ死ぬな…という時には、転送バッグのチャージ数の許す限りアイテムを転送し、余ったアイテムとバッグはそのへんのモンスターの死体にでも放り込んでしまえば、もはやPKerに得るものは無い。まあもちろん他に交戦の意気盛んな仲間がいるなら、貴重品だけの転送にとどめておくのがいいだろうが…。
言うまでも無いが、これをやるとただでさえ低い逃亡、撃退成功率がさらに低くなる。
命乞い/辞世の句
PKerにだって、冗談が通じる場合もある。Sayマクロに登録しておいたとっておきの一言を死に際に発動すれば、トドメの一撃をちょっと待ってくれる事もあるかもしれない。実際、PKerに襲われたときに「I
love you!」と叫び、結果見逃してもらったなんて人が居るという話も聞いた。もちろん逃げながらでは、PKerも焦って攻撃するので、堂々と立ち止まり、話が通じるぞという態度を示さねばならないだろう。
まあ、これだけで見逃してもらえるかと考えるのはちょっと甘いが、これの発動は、次項の秘策への布石ともなるのだ…。
死後交渉
物の価値は相対的、こっちにとっての取って置きが、PKerにとってはゴミ同然なんて事がある。例えばSSEI戦士にとって、ドラゴン特効ランスなど何の使い道も無い。それでも一般的に価値はあるだろうから…と回収はするだろうが、始末に困る事だろう。そこを、被害者自らが、買い取るぞ、とその場で名乗り出るのである。間違っても返せ、などと情けない事を言ってはならない。うまくいけば、被害の殆どをチャラにしただけでなく、そのPKerが使い道無く溜めていたマジックアイテムなども買い取る機会が得られるかもしれない。被害転じて利益に繋がる可能性もあるのだ。
問題としては、交渉にもっていくまでである。相手がこっちを蘇生する気にならねば、意図が伝わらず交渉の開始もできない。PKerの中にはロールプレイ的信念の問題で、被害者と歓談するなんておかしいと考える人もいるだろうし、そうでなくとも被害者を蘇生させて話を聞く、というのには勇気がいる。PK対策論でも触れたような、飛車を取られたら将棋版をひっくり返すような人だったら…と思うと、イヤな思いをするよりは、黙ってさっさと立ち去ってしまおう、という気分になっても無理は無い。それを防ぐためには、前項の命乞いテクニックをあらかじめ使う事によって話が通じるという事をアピールしておいたり、またはPKerに交渉したい旨を記した本などを死体に残るようにしておくなどの方法が考えられる。蘇生してもらったなら、間違っても愚痴や言い訳など言わず、相手を讃えつつスパッと商談に入るのがいいだろう。
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